センター英語のリスニングで高得点を取るコツ
センター試験の英語は筆記とリスニングの2部で構成されている。
筆記は暗記と勉強で何とでもなるが、リスニングはそう簡単にもいかない。
単語の意味が分からなかったり、聞き取るのが苦手な人も少なくはないだろう。
だが、問題のレベルも英検準2級~2級程度なので、しっかり聞き取れば落とすことも無い。
むしろ医学部志望なら全問正解できて当たり前という水準である。
しかし試験時間は30分のため、その間は全神経を集中させる必要があるだろう。
リスニングは鬼門ともいえるが、次のコツを掴めば高得点をマークすることが可能だ。
- 開始前に問題文とイラストに目を通す
- メモは全部英語で取る
- 問いを明確にした上でリスニングに集中する
リスニングは一瞬で終わるので、ぼやっと聞いてはいけない。
上記を意識し、問題に集中することをおすすめする。
リスニング開始前に問題文とイラストには必ず目を通しておく
リスニング開始までには多少時間があるだろう。
その間に問題文とイラストに目を通しておくと良い。
この有無が後になって大きな違いとなるからだ。
一般にリスニングというと、聞くこと”だけ”に集中してしまいがちである。
しかし、センターのリスニングは幸いにも問題文とイラストを確認可能だ。
事前に問題文を見て、イラストから状況を想定しておけば、余裕を持って聞くことに集中できる。
問題に落ち着いて取り組めるし、スムーズに解けるだろう。
メモは英語で取る
リスニングのテスト中にメモを取る機会は多いが、全て英語で取ることをおすすめする。
多くの人は、日本語でメモを取るほうが分かりやすいと考えているだろう。
しかし、日本語でメモを取ると、再び英語に変換する手間がかかってしまう。
もしその時、英単語や文法が浮かんでこなかったら…考えるだけでゾッとする。
万が一に備え、日本語でメモを取ることは止めるべきだ。
逆に英語でメモを取れば、内容をそのまま解答に使ったり、日本語に変換するだけで良い。
普段から日本語を使っている私達にとって、英語から日本語への変換のほうがスムーズだろう。
もし英語の意味が分からなくなっても、問題文やイラストから推察できる。
何を問われているのかを明確にして音声を聞く
ただし、ぼやっと聞くとメモを取ることすらままならない。
事前に問題文などを把握し、問われている内容を明確にしたうえで音声を聞こう。
特に疑問文は混乱しやすい。
問題文に疑問符が付いている時は、より注意深く聞く必要がある。
重要なワードを広いつつ、疑問文の全体像を把握していこう。
もし疑問形の文法が苦手な人は、リスニングを徹底的に鍛えるといい。
耳を鍛えることで単語が広いやすくなるうえ、全体を理解しやすくなる。
過去問を延々解くよりは、リスニング能力を鍛えたほうが確実だろう。
まとめ
リスニングで高得点を取るには、以下の3つを意識することが重要だ。
- 問題文とイラストに目を通す
- 英語でメモを取る
- 問いを明確にしてリスニングに集中する
特に問題文を把握し、明確にすることがポイントである。
筆記は暗記などで簡単に対策できるが、リスニングは練習あるのみだ。
1分でも多く英会話を聞き、耳を慣れさせておこう。